8月4日

私たちには、明日がありすぎる。
だから死にたがり屋が増える。

生まれて20年だなんて不思議すぎる。
20年って時間が　長いのか　短いのか　なんて
今の私にわかるはずがない。
この20年が　よかったのか　わるかったのか
それだってね
わかるわけないんだよ。

20年目を迎えるこの日と日の境が怖かったように
毎日毎日明日を当然でないように受け入れれば
李理香と基次郎のように、
きっと新しい明日を素晴らしいと思えるよ。

どっちがいいかは知らないけどね。


私はいつだって、
だめになってゆくことができる。
一歩踏み出せばそこに坂道があって、
そこでは私に向かって手招きをするモノがいる。

私はどうして、そこに行かないのだろう。
そこに行ってはいけないと、誰かに言われたように、
思い込まされているように。

だめになったっていいじゃないか。
なんでだめなのか。
他人に白い目で見られる、そんなことはどうだっていいんだ。
じゃあなんだ。
あとあと苦しいとわかっているから？
本当の幸せはそんな坂道の先にはないとわかっているから？

なんだろうね。
もう少し苦しんで、本当の幸せを見つけなさいってことかしら。


ハタチの先に希望など何もない。
明日はない。
だから、明日が来たらそれはキセキなんだ。

それでも行きたいところがある、
やりたいことがある、
会いたい人がいる、
聴きたい唄がある、

それは、おかしな話。


だれだろうね世界を作るのは。


明日なんてないけど、
そのキセキが起きたら喜ぼう。
きっと。